2019年10月11日(金) ニューヨーク公演でのご挨拶より
2019年10月11日(金) ニューヨーク公演でのご挨拶より
ご来場の皆様、本日は私たちINAMORI Art Project Groupの「愛と平和の祈り」ニューヨーク The Salvation Army Harlem Temple 公演にご来場頂き、誠にありがとうございます。私はINAMORI Art Project Groupの代表 兼 Executive Producerをさせて頂いております、大和光剣と申します。
まず最初に、Voza Rivers氏、Kats Abe氏をはじめとするNew Heritage Theatre Groupの皆様、Evern RandolphさんをはじめとするGrandparents Around the World Productionの皆様方、そしてすべての関係者の方々に深い感謝を申し上げます。
このINAMORI Art Project Groupは、ご存じの通り、稲森紀子という女性によって立ち上げられました。6年前に彼女は帰天致しました。彼女が自らの人生の終わりを目の前にして最後に願ったこと、それはこれから生まれ来る子供たちに、「戦争も核兵器も神の名の下での差別もない、『愛の星・地球』という贈り物をしたい」ということでした。
そして私たちは、紀子の遺志を継ぎ、今年で8年間・7回目のニューヨーク公演を迎えました。
私たちは「UNIFICATION」というコンセプトを提唱しています。
すべての国家・宗教・人種・思想において、それぞれの「違い」は争いの原因となるものではなく、むしろ互いを補い合う素晴らしい「長所」として、神の子である証として、神からもたらされたGIFTなのです。そのことに気付き、目覚め、共にひとつの兄弟姉妹として手を取り合いましょう、ということ。そう、「We’re all a part of God’s great big family」という「We Are The World」の歌詞のように。それが私たちの提唱する「UNIFICATION」なのです。
皆様、頭上のスクリーンをご覧ください。
これは2018年4月22日に、日本の鹿児島という場所で行われた私たちの公演のフィナーレの模様です。この時、会場には約600名のキリスト教・イスラム教・仏教・日本神道の信者がおられました。そして、最後にそれぞれの宗教の代表者たちが皆ステージに上がり、全員で「UNIFICATION」を宣言したのです。
1日も早く世界中の至る所で、このシーンが実現すること。それが私たちの願いであり、そして神の願いでもある、と信じています。
皆様、神の創られた世界において、「army(軍)」は同じ神の子たちを殺す為にあるのではありません。例えば、大きな災害が起こった時、神による試練がもたらされた時、神に代わって人々を、神の子たちを「救う」為に創られたのです。これこそが「Salvation Army(救世軍)」なのです。
私たちは決して諦めません! 皆さんもどうか諦めないでください。日本の地にいても、常に世界中の仲間たちに、そして友人たちに祈りを送り続けます。
皆さん、神は待ち続けておられます! さあ、今こそ私たちの番です!
共にひとつとなって、UNIFICATIONを実現してまいりましょう!
今日は本当にありがとうございました!