「愛と平和の祈り」広島公演のご報告
今年も8月5日、6日の2日間にわたり、広島JMSアステールプラザにて「愛と平和の祈り」広島公演を無事に終了することができました。ご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
今年は米国オバマ大統領が5月に広島を訪れて、「核を保有する国々は、恐怖の論理から逃れ、核兵器のない世界を追求する勇気を持たなければならない」と訴えました。8月6日の朝も広島平和式典があり、平和と核の廃絶についてのスピーチがありました。平和式典とほぼ同じ頃に、リオのオリンピックの開会式がありました。肌の色も文化も言葉も違う人たちがひとつの場所で笑顔で手を振る姿に、平和な地球人類の姿を見ました。
今年は演劇「マリアの祈り〜ナガサキの奇蹟〜」と音楽劇「地球のこどもたちへ」をご覧いただきました。新たな作品となる音楽劇は、地元のコーラスグループや一般参加者の方々のお力でとても楽しいひと時となりました。その音楽劇の最後に様々な国の人々が違いを越えて抱き合い、一緒になって愛の歌を歌う場面があります。私たち人間はひとりひとりは小さくて弱い存在ですが、自分の弱さも強さも、相手の長所も短所も、全てを赦し合い、互いに受け止め合うことができたら、家庭内や学校や社会におけるいざこざも、世界中の混乱も、全ての人たちが安心して暮らせる平和な地球へと変わっていくことができると思うのです。そのための一助となるように、私たちはこれからも芸術を通して平和の大切さを訴えていきたいと思います。
（メルマガ編集部）
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