誰も殺したくなかった
寺田 美月
水彩
呼吸がとまりそうになり、心臓の音が激しくなる
人々が次々に死んでいく
上官は僕に「人も殺せない、兵隊のクズだ」と言い、殴った
笑っても泣いても怒っても目をつけられるので
僕は感情が無くなった
昨日までは笑っていた仲間の肌が冷たかった