第2回ウクライナ支援チャリティフェスティバルでのスピーチ
ナタリア・コロミイエツさん
わたしはナタリア・コロミイエツです。去年5月に、日本にいる娘を頼って、ウクライナから避難してきました。
ロシアによるウクライナへの戦争が始まって、一年が過ぎました。はじめ、私たちはロシアが攻めてくるなんて、全く予想出来ませんでした。
なぜならロシアには、兄弟親戚も多く、とても近い存在だったからです。本当にショックでした。
今は娘と一緒に、ウクライナへのチャリティーや募金活動を行い、祖国にいる夫に、その収益金を送り、それを元に、夫は現地でシェルターをつくり、現地にいるウクライナの人々へ食糧を配給しています。
多くの人が戦争の影響で家と仕事を失い、収入が途絶えてしまった為、自分で食糧を買えず、日々の生活に困窮する人が増えています。
戦争は、たくさんの人を不幸にします。親を亡くす子どもたちがたくさんいて、外国に引き取られる子どもたちは、泣きながら祖国を離れます。こんな悲しいことがいつまで続くのかと思うと、胸が痛くてたまりません。
ウクライナは毎日、気をゆるせない大変な状況ですが、皆さんがウクライナの現状を忘れずにいてくれることが、ウクライナの人たちの支えです。どうか日本の皆さん、これからもウクライナに心を寄せていただき、温かいご支援をお願いいたします。
(私たちは、ウクライナ出身のヴィクトリア・コロミイエツさんが代表のダンスチーム「ニカ・ラティーナ」さんとの共同主催により、2021年よりウクライナ支援イベントを開催しております。
2023年5月に開催いたしました「第2回ウクライナ支 援チャリティフェスティバル」にて、ヴィクトリア・コロミイエツさんのお母様ナタリアさんがスピーチされた内容を、日本語に翻訳してご紹介させていただきます。)