2001年9月11日、4機の民間航空機がハイジャックされ、そのうちの2機がニューヨークのワールドトレードセンタービルの南北両棟に衝突し、ビルは2棟とも跡形もなく倒壊した。
その日、多くの人々を救おうとして殉職した4人の消防士たちは、その後、何を見、何を聞き、何を思ったのか――。離れ離れになった家族や仲間との再会はあったのか――。
これは、私たちの誰もが経験しうる、生死を超えた真実の物語。
私たちと一緒に先週から1週間お祈り下さいました皆さまに心より感謝申し上げます。
しかし、ロシア軍によるウクライナへの侵攻は未だ続いています。私たちIAPGは引き続きこの祈りを続けていきたいと思います。
日本時間の12時5分より、「愛と平和の祈り」を「5分間」みなさまと一緒にさせていただきたいと思います。
また、「モスクワ時間の正午」である「日本時間18:00」からも、「愛と平和の祈り」を10分間、みなさまと一緒にさせていただきたいと思います。
それ以外の時間で祈っていただいても大丈夫です。どうぞよろしくお願いいたします。
どうか皆さまのご協力をお願い申し上げます。
人種、民族、宗教の違いを越えて、すべての存在が尊く、同じ地球に住まう地球家族であるという認識に立ち、 争いのない平和な世界の実現を目指して、2010年3月に稲森劇団を設立し、その後、2012年1月に稲森アートプロジェクトグループ(IAPG)に名前を変えました。2012年9月には、ニューヨークで「再会 REUNITED ~ヒロシマの誓い~」を初演しました。演劇ユニット、音楽ユニット、ダンスユニット、美術ユニット、太鼓ユニットの5つのユニットに分かれて、活動を推進しています。 幅広い年齢層のメンバーが、仕事や学業の傍らで活動に取り組んでいます。劇団公演では、この5つのユニットの結集により、総合芸術作品として上演しています。
私たち人間には、それぞれ「違い」があります。男女の別、生まれた国、人種、肌の色、宗教、考え方、得意なこと、不得意なこと、それぞれなにひとつとして、それらすべてが完全に同じ、という人はいないでしょう。しかしひとつだけ、すべての人間に共通のものがあります。それは「愛」だと思います。自分以外の誰かの幸せを願う心、自分以外の誰かの苦しみ・悲しみをまるで自分のことのように思い、そして喜びをまるで自分のことのように喜ぶ「分かち合い」の心です。例え、誰かが過ちを犯したとしても、自分だって神様のように完璧ではないのだから、と赦すことのできる心です。「愛」とは「分かち合い、生かし合い、赦し合う」心です。
続きを読む平和を築くなら、今ひとたび私たち人類は、地球から命をもらって生きている兄弟なんだという認識に立って、植物も動物も同じ地球の子どもたちであり、運命共同体なのだと気づくことができるかにかかっているように思います。それに気づいたら、環境破壊はできないはずです。次に人類が進むべき道はどこなのかと思ったら、違いを乗り越えてひとつになることではないかと思います。各宗派も違いを認めつつ、その存在意義を認めつつ、ひとつにまとまった時に、すべての問題は愛という理念の中でとけていくように思います。明治維新の時に鎖国していた日本に、坂本龍馬たちが世界の中の日本という認識に気づかせてくれたように、宇宙の中の地球に生きているんだ、と言いたいです。そういう認識に立ったら、殺し合いなんかできないです。今、世界の宗教指導者の方にお願いしたいです。今こそ枠を越えて、手をつないでいただけないかと。まず、指導者の方から手を差し伸べてほしいのです。
続きを読むこの作品は、江戸、昭和、現代という三つの時代に亘り、同じ人物が時代を越えて登場する物語になっています。輪廻転生は仏教思想であり、キリスト教にそんな思想はない、というご指摘があるかもしれませんが、私たちはキリスト教の教義を伝えたいわけではなく、もし、生まれ変わりということがあるならば、国と国とが対立し、互いに争い合うことほど愚かなことはないと考えました。なぜなら、敵国だと思っていたその国に、かつて自分が生まれていたかもしれないからです。 続きはこちら
世界中が震撼したアメリカ同時多発テロ事件。それは、けっして他人事ではなく、私たち日本人にも深い衝撃と悲しい記憶を刻みました。2012年に私たちは、救出活動の拠点になったニューヨークのセントポール教会を訪れました。そこには、殉職された消防士の方々の遺品が保管されていました。その使命に誇りを持って、職務を全うした勇敢な男たち。その無念さ、残された遺族の悲しみ。彼らに対する深い哀悼の思いを込めて、この作品を制作しました。 続きはこちら
私たちが伝えたいことは、ただ声高に「戦争反対」と叫ぶことではありません。命を脅かされることなく、愛する家族とともに、ただ平穏に暮らすこと。それは世界中のすべての人々に共通するささやかな願いではないでしょうか。その共通の思いに気づいていただきたい。そうすれば、互いを傷つけ合う戦争など、きっとなくなっていくはずです。憎しみや怒りではなく、平和への祈りを。それが私たちが伝えたいメッセージです。 続きはこちら
(マイケル)ジャクソン・レーベルのプロデューサーをされていたJett Edwardsさんが、IAPGの理念に共鳴してくださり、「本当の神の思いを伝える新しいゴスペル(New Gospell)を作ろう」と提案していただきました。そして、Jett Edwardsさんとのコラボレーションで、コンセプトアルバム「UNIFICATION」が完成しました。 続きはこちら