演劇「The Firefighters 〜消防士物語〜」



あらすじ

2013年、アメリカのニューヨークに留学中の大学生茉莉亜(まりあ)は、日本から訪ねてきた叔母の梨恵(りえ)と共に、ワールド・トレード・センターを訪れる。センターの近くに建つ教会へ向かった二人は、あるモニュメントの前で足を止める。そこには12年前にこの地でおきた大規模テロ事件で命を落とした多くの消防士たちの残した遺品が飾られていた・・・。



作品について

この作品は、ワールド・トレード・センターの近くに建つ教会を舞台とした、テロの救出活動で犠牲になった消防士と遺された家族の、事実と真実に基づく愛の物語です。愛する家族を失う悲しみは、永遠の生命として、様々な時代・国に生きているという事実はどんな国の人であっても、等しく同じはずです。その視点に立ったならば、テロのような悲しい出来事は二度と起こらなくなるはずです。今もなお、世界各地で戦争やテロ事件などが起き続けています。互いに争い合うことではなく、人種、文化、宗教の違いを越えて、同じ地球に生きる家族として、互いに尊重し、手をつなぎ合うこと。それこそが私たちが選び取るべき、地球の未来ではないでしょうか。このようなことを、この作品を通して、伝えてゆきたいと考えています。










人物相関図

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